2018.10.05
「理療科教育と東京オリンピック・パラリンピック」講習会を実施
平成30年7月17日~20日に、筑波大学東京キャンパス文京校舎を会場に「特別支援学校自立教科等担当教員(理療)講習会」および「筑波大学免許状更新講習会」を実施しました。
「理療科教育と東京オリンピック・パラリンピック ―理療が果たす役割―」をテーマとして、筑波大学内外の専門家による講演が披露されました。北海道から沖縄県まで全国54校の視覚特別支援学校(盲学校)理療科の教員85名が受講しました。
受講者からは以下のようなコメントが出るほど、充実した講習会となりました。
- 間接的にであってもオリパラに協力できることが知ることができた。
- 東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、選手を取り巻く環境やボランティアについての情報を知ることができて良かったです。学校で生徒にも関心を持ってもらえるよう情報を発信していきたいと思います。
- パラリンピックに関する動向や現場の話を直に聞くことができてとても良かった。スポーツ医学へのアプローチの実践を現場の先生の直接な声で聞くことができてよかった。
概要
- 目的:特別支援学校(視覚障害)理療科担当教員の資質の向上を図り、理療科教育の更なる発展に資する。
- 主催:文部科学省、筑波大学
- 期日:平成30年7月17日(火)~7月20日(金)計4日間
- 会場:筑波大学東京キャンパス文京校舎
- 参加者:
①資格 全国の特別支援学校理療科担当教員
②人員 90名程度 - 講習内容:
理療科教育と東京オリンピック・パラリンピック ―理療が果たす役割―
実施スケジュール
7月17日(火) | 9:30~12:30 | 「オリンピック・パラリンピックスポーツボランティア」 文教大学人間科学部人間科学科准教授 二宮雅也 |
13:30~16:30 | 「パラリンピック選手・コーチの立場から理療に期待すること」 日本パラリンピアンズ協会会長 河合純一 |
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7月18日(水) | 9:30~12:30 | 「ブラインドパラリンピアンのクラス分け、眼科的課題」 上野原市立病院 筑波大学理療科教員養成施設 大野健治 |
13:30~16:30 | 「オリンピック・パラリンピックと内科的課題・ドーピング」 筑波大学体育系准教授 渡部厚一 |
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7月19日(木) | 9:30~12:30 | 「筑波大学におけるスポーツ選手に対する鍼治療」 筑波大学理療科教員養成施設非常勤講師 宮本俊和 |
13:30~16:30 | 「ハイパフォーマンス・サポートセンターにおける医科学サポート」 国立スポーツ科学センター研究員 清水和弘 |
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7月20日(金) | 9:30~12:30 | 「理療科とオリンピック・パラリンピック」 筑波大学人間系准教授 和田恒彦 |
13:30~16:30 | 「理療科教員に求められる専門性とは」 文部科学省初等中等教育局特別支援教育調査官 青木隆一 |
その他の筑波大学理療科養成施設の取組みは、こちらから(別タブでサイトが開きます。)