2019.03.28
視覚障がい者によるボランティア参加
2019年3月24日に、障害を持つ人と健常者がたすきをつなぐ「パラ駅伝 in TOKYO2019」(主催:日本財団パラリンピックサポートセンター(以下、パラサポ))が開催され、筑波大学理療科教員養成施設(学生5名、教員2名)、附属視覚特別支援学校(生徒1名、教員4名)、筑波技術大学(学生3名、教員1名)に所属する視覚障がいの学生らが運営ボランティアとして参加しました。
ボランティアの様子は日本財団ボランティアサポートセンターの報告コラム・体験記コラム、また、共同通信ニュース(47NEWS)で取り上げられました。
また、2018年11月23日に武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナで行われた「ParaFes 2018~UNLOCK YOURSELF~」(パラフェス2018)(主催:パラサポ)でも、視覚障がいの学生らが運営ボランティアとして参加しました。
パラフェス2018のボランティアでは、視覚障がい者でも十分に作業ができることは何か、スタッフが視覚障がいのあるボランティアをどう配置したらよいのか、また、視覚障がい者の動線を考慮して施設の位置関係を把握させておく必要がある、といった事前の準備や意識統一の機会の創造に関して改善の必要性が見受けられました。
パラ駅伝のボランティアでは、視覚障害者も障害のない方も協力し合いスムーズな活動ができました。お互いに学ぶことが多く楽しく行いました。
まだ、いくつかの課題がありますが、日本財団ボランティアサポートセンターと協力しながら、ボランティア実践を通して改善策を検討していきます。