筑波大学におけるオリンピック・パラリンピック競技大会
-その歴史と教育、そしてアスリートたち-

The Achievements on the Olympic and Paralympic Games of the University of Tsukuba
: Its History, Education, and Athletes

研究と教育

2019.01.24

「占春園かいぼり体験」を開催

2019年1月に汚れた池をキレイにしよう!占春園かいぼり体験を実施しました。
1月6日に行われた学習会では、占春園の歴史、「かいぼり」の意義や効果、水辺の生物について学びました。1月13日の在来種救出イベントでは在来種の保護・外来種駆除のための魚とりを実施しました。100人以上の地域の皆さんが参加され、とても盛況でした!
(※泥上げイベントの開催が2019年2月10日に予定されていますが、2019年1月24日時点で募集を締め切っています。ご了承ください。)

 

当日の様子

筑波大学新聞(第347号 2019.1.28発行)で取り上げられました!
(画像をクリックすると拡大表示します。)

 

 

東京新聞で取り上げられました!
江戸の名園、再生目指す 文京の占春園で「かいぼり」
(東京新聞TOKYO Webにリンクしています。外部サイトが新規ページで開きます。)

 

かいぼりってなに?

汚れた水をキレイにするために池の水を抜き「在来種を救出」し、池底を乾かした後、底にたまった「泥を上げ」もともとの池の姿に戻す作業です。

 

占春園概略説明

筑波大学東京キャンパス内にある池と木々の庭園です。
池の中央の島には嘉納治五郎先生(柔道の父)の銅像があります。現在は筑波大学附属小学校の自然観察の場です。江戸時代には江戸の三名園のひとつといわれました。

 

占春園の歴史

あの徳川光圀公の弟:松平頼元が1659年(万治2年)に上屋敷を構えた庭園の名残です。園内も1746年(延享3年)に立てられた碑文には「我が公の庭は占春と名づく」とあります。当時は江戸の三名庭(青山の池田邸、溜池の黒田邸)のひとつであったと云われていました。その後、1903年(明治36年)に東京高等師範学校(現 筑波大学)がここに移ったことにより校地の一部となり現在に至っています。今回、筑波大学同窓会である茗渓会で「占春園の再生プロジェクト」が立ち上がり、このイベントが実現しました。2019年の大河ドラマ~いだてん~の主役「金栗 四三(かなくり しそう)」氏は、東京高等師範学校(現 筑波大学)の出身で当時の学長が嘉納治五郎先生です。

ページの先頭に戻る